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相続・遺言書作成・成年後見制度

亡くなったときにすべきこと

 人が亡くなったときには、様々な手続きが必要です。

 ・死亡届の提出 ・遺産や遺品の整理 ・預貯金の払戻し、名義変更 ・不動産の登 記名義人の変更・生命保険金、入院給付金、損害保険金の請求 ・年金の受給手続き ・自動車の登録変更・運転免許証、各種資格証の返納 ・各種会員・権利の名義変更 ・公共料金の名義、口座の変更など

手続きの優先順位

 特にどの手続きから始めなければならないということはありませんが、預貯金や生命保険、年金の手続きは時間がかかりますので、早めに手続きを開始しておいた方がよいでしょう。

銀行や不動産登記で使用した戸籍謄本等の添付書面はたいていの場合還付されますので、還付されない銀行や年金の手続きをいちばん最後にすれば、より少ない負担で手続きをすることができます。ただし、自分の預貯金が少なく生活を年金のみに頼っている場合には、年金を先にした方がいいでしょう。

 自分ですべて考えると、手続きをしないで時効により権利が消滅したり、不利な状況で遺産分割したり、かえって余分な費用がかかったりするので、専門家に依頼までしなくても、相談だけでもしたほうがいいといえます。